美顔器のLEDは美肌に効く?青色LEDはニキビにも効果あり。野菜も育てられるLEDの効果!
美顔器にLEDがつくのが当たり前になってきました
最近発売される美顔器にはLEDが搭載されている機種が多くなってきました。そもそもLEDにはどんな効果があるのでしょうか。
LEDは美肌にいい?
LED光治療を知っていますか?少し前から取り入れられている治療法です。赤色LEDはミトコンドリアに働きかけて細胞活性を高めます。ミトコンドリアとは細胞の中でエネルギーを作り出す働きをする細胞小器官です。
細胞活性が高まることでコラーゲン産生も高まり、新陳代謝も促され、シミ・くすみの改善効果があります。
この赤色LED。植物に当てても、植物の成長スピードを早める効果まで!
そしてノーベル賞を受賞した青色LEDにも違う効果が!
なんと新開発された青色LEDはニキビや皮脂過剰に効果を発揮すると言われています。
ニキビの原因となるアクネ菌が青色LEDの光を受けると活性酸素を発生させます。美容業界では活性酸素といえば老化の元凶として有名ですが、なんと青色LEDをあててアクネ菌から発生した活性酸素が、発生元のアクネ菌を破壊してしまうという不思議な効果を生み出します。これによってニキビの元を絶つことができ、さらに皮脂過剰を抑える働きもあるために肌が整っていきます。
Canonのサイトが参考に
ヤサイが育つ原理や効果を分かりやすく説明しています。
なぜ、赤色LEDの光が、植物の成長を助けるのでしょうか。それは、赤色LEDの発光波長(660ナノメートル前後)が、光合成にぴったりだからです。
光合成は、植物の細胞(さいぼう)内の葉緑素(クロロフィル)が光を吸収することで行われます。クロロフィルは、波長600~700ナノメートルくらいの光をよく吸収します。だから、赤色LEDの光を当てると光合成が盛んになって成長が早くなるのです。
しかし、赤色だけで植物が育つわけではありません。発芽には、波長450ナノメートル前後の光も必要です。青色LEDの発光波長(450ナノメートル前後)は、発芽にぴったりです。図のように、赤色と青色の両方を使うと、植物を効率よく育てられることがわかります。
ただ、青色LEDはまだ価格が高くて(1個数十円)、安い赤色LEDの10倍もします。そんなこともあって、野菜工場では、赤色LEDだけで育つリーフレタスなど、一部の野菜に限って生産しています。
将来、青色LEDが安くなれば、もっとたくさんの種類の野菜が野菜工場で生産されていくことになるでしょう。
このように青色LEDにも大きな効果が期待されています。LEDの単価が安くなってこれば、美容器にもどんどん取り入れられるようになってくるでしょう。
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