ファーンブロックとは?日焼け止めの効果があるシダ科から抽出できるヘリオケアの特許成分
目次
ファーンブロック(Fernblock®)とは
飲む日焼け止めの主成分を知っていますか?飲む日焼け止めで使われる日焼け止めの主成分は概ね「ファーンブロック」か「ニュートロックスサン」のどちらかにわかれています。
「ニュートロックスサン」については、【飲む日焼け止めの成分、ニュートロックスサンとは?効果、副作用、開発の経緯を紹介】の記事をチェックしてみてください。
ファーンブロックはシダ科植物から抽出できる成分
ファーンブロックとはシダ科の植物から摂取できる「ポリポディウム リュウコトモス」という成分です。肌がすぐ黒くなってしまう紫外線A波(UVA)を防止する効果があります。
ファーンブロックを開発したのはIFCグループとハーバード・メディカルスクールです。開発期間に15年もの時間を費やし、効果の実証された飲む日焼け止めとして販売が開始されました。
ファーンブロックはフリーラジカルを破壊して紫外線ダメージを防ぐ
ファーンブロックの効果として紫外線によって体内に発生したフリーラジカルを破壊することで紫外線を防ぐ効果に期待されています。
フリーラジカルとは「不対電子」を持つ原子または分子のことで、安定していない状況、つまり不安定で他の分子、原子から電子をもらって安定を求めている状況です。
紫外線が体内に侵入し、フリーラジカル状態になることで肌が不安定になって酸化しやすい状態になり、シミやしわを引き起こしてしまいます。
ファーンブロックはこのフリーラジカルを抑制する効果があります。
アメリカの原住民が日焼けの炎症を治すために使っていた
ファーンブロックはもともとアメリカの原住民であるインディアンが日焼けからくるズキズキやヒリヒリを治すための治療薬として使っていたそうです。
日焼け後のたるみ、シワ予備軍の肌にも効果が期待できます。
ファーンブロックはヘリオケアの特許成分
ファーンブロックがはヘリオケアの特許成分。このためヘリオケア以外には含まれていません。
以前はiHerb社から「ライフエクステンションエンハンスドファーンブロックとレッドオレンジコンプレックス30野菜カプセル」という商品がありましたが販売終了。
おそらくファーンブロックの権利関係ではないかと想像できます。iHarb社からは現在似たような日焼け止め商品で「シェードファクター」が販売中です。
ヘリオケアはアジア人向け製品も発売
ヘリオケアはアジア人向け、日本人向けの製品を発売しています。
「ヘリオケア ピュアホワイト ラディアンス マックス240」という製品で「240」の数字は1カプセルに240mgのファーンブロックが入っているという意味です。
用法は1日2粒、1日当たりの摂取量は480mgです。
アメリカでは、サプリメントの上限摂取量を設定したものが公表されるのですが1日のマグネシウムの量よりも多くなっています。
また日本人(アジア人)向けヘリオケアは、アマゾンや楽天市場で購入できます。
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