ベストな日焼け止めを選ぶなら!SPF・PAの意味と効果・持続時間を知ろう!
目次
日焼け止めの表記はわかりにくい!
日焼け止めと一口に言っても効果や持続する時間、種類もたくさんあります。でも日焼け止めの成分や効果がアルファベットやカタカナ表記ばかりで、正直よくわからない!と感じていている人もいるのでは?
SPFとPAの意味と効果を知って日焼け止めを選ぼう
代表的なものとしてよく日焼け止めにSPFやPAの表記が大きく載っていると思います。でも、実際この表記の意味を知らないまま日焼け止めを選んでいる人も多いはず。まずはこのSPFとPAについて意味と効果を簡単に紹介します。
「SPF」は日焼けを防ぐ時間を表している
SPFは、サンプロテクトファクター(Sun Protection Factor)の頭文字を取ったもので、紫外線防御指数とも言います。赤み・シミ・そばかすの原因になる紫外線(UVB)を防ぐ効果を示す表記で、これに続く数値(SPF25やSPF50+など)によってこの効果が持続する時間が変わります。
具体的な例
あなたがSPF50の日焼け止めを塗ったとしましょう。その場合、日焼け止めを塗っていない人より日焼けするまでの時間が50倍も長くなります。
「SPFについている数値が日射しの強さに対して対抗できるレベル」と勘違いしている人もいるのでここで認識を改めておきましょう。
「PA」は効果の高さ・強さを表している
PAはプロテクショングレイドオブUVA(Protection Grade of UV-A)から取ったもので、サンスクリーン剤とも言います。肌が黒くなる・シワ・たるみ・などの原因になる紫外線(UVA)を防ぐ効果を示す表記で、これに続く「+」の数が効果の高さを表します。
PAは4段階で効果がわかる
この「+」も数が増えると効果も高くなります。「+」の数は1~4個まででPA+が一番効果が低く、PA++++が一番高い表記になります。
SPF=時間、PA=効果の高さなら、選び方は
SPF=時間、PA=効果の高さ(UVAに対する)だということは、
- 短時間×強い日差しなら「SPFが低くてPAが高い日焼け止め」
- 長時間×弱い日差しなら「SPFが高くてPAは低い日焼け止め」
が適切になります。
SPF・PAどちらも高い日焼け止めを買っても使い方次第
中には「SPFもPAも一番高いのを選べばいつでも使えるし効果も一番高い」と思う人もいるかもしれません。でも、使い方次第では、肌に負担をかけてしまうことも。
肌に負担がかかって後でトラブルにもなりかねない
効果や持続時間が長ければ、それだけ肌にも負担がかかります。それが原因で肌が荒れてしまったり思わぬ肌トラブルまでひどくなってしまうこともありえます。
こまめに塗るのが一番効果アリ
実際、一番好ましいのは低い値の日焼け止めをこまめに塗りなおすこと。野外でスポーツをしたり直射日光にガンガン当たる日は強い日焼け止めも必要ですが、普段の生活くらいなら弱めで肌に負担のかからない日焼け止めを何度も塗りなおすことが一番肌に負担をかけず効果を発揮できます。
いかがだったでしょう。日焼け止めの表記はわかりにくいですが、正確な意味を知って日焼け止めを選べば無駄に高い日焼け止めを選ぶこともなくなるはず。天候やスケジュールで日焼け止めを使い分けてベストな肌をキープしましょう!
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