お風呂に塩を入れるとデトックスできる!?浸透圧による発汗作用アップ!入浴方法で変わる毎日のケア★
お風呂は1日の疲れを取ってくれる癒しの時間ですが、美容にも効果的なのはご存じの方も多いですよね。血行を良くし、新陳代謝を促進して老廃物を流してくれます。この老廃物は便秘や肌荒れ、体臭などの原因にもなっているので、気になる方も多いでしょう。
入浴方法を工夫することで、これらの効果をさらにアップさせることができます。そこでお風呂に塩を入れて入浴するだけで、簡単にデトックス効果を高める方法を紹介します。
目次
浸透圧による発汗作用で老廃物や古い皮脂を流せる
体内の塩分濃度よりも濃くすることがポイント
お風呂に塩を入れることで浸透圧の働きにより発汗作用が高まって老廃物を排出できます。浸透圧とは塩分の濃度バランスを保つ働きのことで、塩分濃度の薄いところから濃いところへと水分が移動することです。つまり、お湯の塩分濃度を体内よりも濃くすることで、体内の水分が汗としてお湯へ移動するのです。
皮脂腺の汚れもクリアに!
その上、汗と一緒に皮脂腺に詰まった汚れも引っ張り出すこともできます。皮脂腺が詰まった状態だと新しい皮脂が奥に閉じ込められたままになってしまいますが、それを解消してあげることで皮脂の代謝がよくなるのです。新しい皮脂が肌を覆う状態になるため、乾燥肌や肌荒れを解消する効果もあります。汗に含まれる老廃物だけでなく、古くなった皮脂も流せるので効果的なデトックスが行えますよ。
効果的な入浴方法や注意点は?
塩は30g~50gで十分。ただし天然の粗塩を選んで
浸透圧を働かせるために入れる塩は、手のひら1杯分(30~50g)で十分です。塩は精製されていない天然の粗塩などを使用すると良いでしょう。精製された塩はナトリウム以外のミネラルがほぼ残っていないので、デトックス効果が減ってしまうからです。特に天然の塩に多く含まれるマグネシウムには血行を良くしてくれる効果もあるので、さらにデトックス効果を高めることができます。
お湯は38℃が適温
湯船のお湯は38度前後にし、塩をよく溶かして入浴します。効果的な入浴の仕方は、10分程度浸かったら湯船から上がってシャワーで流し、また10分浸かることです。浴室から出る前には体に付いた塩を洗い流しましょう。これを週2~3回のペースで行います。
注意!傷があるとしみます!
注意してほしいのは、体に傷や炎症がある場合に塩がしみて悪化する可能性があることです。せっかく美容のために行っているのに肌が荒れては元も子もないので、治るまでは避けた方が良いでしょう。また、大量に汗をかくので必ず入浴前後に水分補給を行ってください。
これだけの手間で発汗によるデトックス効果が期待できるので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。
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