世界三大美女「楊貴妃」がムダ毛の処理で利用していた「糸脱毛」!ねじった細い糸で産毛の処理も
目次
世界的にも有名な美貌の持ち主「楊貴妃」のムダ毛ケアは糸を使っていた
歴史的に見ると、ムダ毛の処理には脱毛剤を使っている歴史人が多い印象ですが、楊貴妃は「糸脱毛」でムダ毛ケアをしていました。アジアでは糸脱毛の方が一般的のようでしたが、聞いた事がない人もいるかもしれません。それに「糸で脱毛…?」ってちょっと想像しにくいですよね。
糸でどうやってムダ毛の処理がするの?
まず糸脱毛には二本の細い糸を使います。この二本の糸を10回位ねじって肌に沿わせながらこのねじりを動かします。するとそのねじりに毛が巻き込まれて毛を抜くことができます。
これはあくまで糸をつかって自分でできる方法なので両手を使いますが、海外で販売されている商品は片手でもっと簡単にできる仕様になっています。
糸脱毛のメリット
- 顔の産毛の処理が簡単
- 剃るよりも長くもつ
- 肌への負担が少ない
- 低コスト
産毛の処理はレーザーや光ではできない
産毛の処理は、レーザーや光脱毛ではできません。しかし糸脱毛は顔の産毛処理などに特に向いている脱毛方法です。薬がはいった除毛剤やカミソリなどはデリケートな顔の皮膚を傷つける可能性がありますが、糸脱毛は毛だけを絡め取るので肌へのダメージが最小限になります。糸を使った脱毛なのでもちろん低コストですし、毛を抜いているので剃るよりも長くスベスベの状態が続きます。
糸脱毛のデメリット
ただ、糸脱毛は太い濃い毛には向いていないところが弱点です。産毛のように細くて、糸で絡め取れる程度のムダ毛に利用した方がいいです。
絶世の美女・楊貴妃はどんな人物?
中国の歴史ではもちろん、「世界三大美女」「中国四大美女」など絶世の美女として誰もが知る有名な楊貴妃。見た目の美しさに加えて音楽や舞踏などの才能にも溢れていました。一国のトップとして有能だと評価されていた中国の皇帝が国の仕事そっちのけになってしまうほど。その尽くされ具合が異常だったことで、楊貴妃は皇帝からの愛を独占し利用した「悪女」という話もありますが、実際のところは聡明で低姿勢な女性だったそう。
楊貴妃の人生
子ども時代から予言が出るほど…
蜀という地域で生まれます。幼い頃に両親を失ってからは叔父の家で育ちました。兄妹は、兄1人と姉が3人。当時からその美しさから「この子は皇后と同等の地位を手入れるだろう」という予言があったほどです。
始めは皇帝の息子の妃だった
楊貴妃は、始めは皇帝の息子の妃として迎えられます。しかし皇帝であり義父でもある「玄宗」に見初められてしまいます。そして息子とは離縁させられ、のちに玄宗のもとへ。玄宗の妃になると、「貴妃」という皇后の次に高い位を与えられます。ですが玄宗が皇帝の時、皇后はいなかったので楊貴妃は実質、皇帝の次に高い位をもらった、ということになります。こうして玄宗はさらに楊貴妃に魅了されていきます。
愛が裏目に
楊貴妃は皇帝から深く愛され、とにかく尽くされ続けます。楊貴妃の親族や周りの人間もどんどん出世し得をしました。出世を狙って楊貴妃に近づく人もいましたが、それを面白く思わない人間ももちろん出てきます。そして楊貴妃の親族と権力争いをしていた「安録山」はついに反乱を起こします。(安史の乱)
楊一族の転落
その一件で楊家の一族は殺され、楊貴妃も首を吊って死にました(皇帝に首を絞められたという話も)。しかし玄宗は楊貴妃を忘れられず、楊貴妃の絵を描かせたり、楊貴妃の匂いの香を嗅いだりして、死を悲しみ続けたそうです。
【余談】中国ではムダ毛処理が一般的ではない
楊貴妃はムダ毛にも気を遣っていましたが、今も昔も中国の女性はムダ毛処理は一般的ではありません。肌の露出がそこまでではなかったこともありますが、中国では毛は体の一部だから処理する必要なし!という考え方が主流なんだとか。
最近では若い層で海外からの影響を受けてかムダ毛処理が徐々に広まってきています。ただ、まだ半数以上はワキ毛の処理もしないらしいので中国に旅行に行って見えたとき、驚く人も多いかもしれませんね。
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