肌タイプに合わせたスキンケアで化粧ノリUP! ~脂性肌編~
メイクをする上で乾燥と並んで悩みが多いのが、毛穴の開きによる化粧ノリの悪さや皮脂によるメイクの崩れやです。毛穴の開きでファンデが毛穴落ちしたり、せっかく朝綺麗にメイクをしても、昼頃にはテカテカ、という方も少なくはないはず。
今回は、前回紹介した乾燥肌向けのスキンケアに続き、そんな脂性肌向けのスキンケアをご紹介していきます。
一言に脂性肌でくくるのはNG
一言で脂性肌とは言っても、実は種類があります。一つは皆さんが想像している通りの、皮脂分泌量が多い脂性肌。
もう一つは、乾燥性脂性肌と言われるものです。こちらは、皮膚表面は皮脂でベトつくのに、口周りや額、鼻周りなど、部分的に乾燥し、皮がむけてしまっている肌タイプのことです。
インナードライ
乾燥性脂性肌の方は、いわゆるインナードライと言われるもので、皮膚の水分量が足りていないがゆえに、外部の刺激から肌を守ろうとしてバリア機能を果たす皮脂を過剰に分泌してしまっている状態です。
実はこの乾燥性脂性肌、本人が気づいていないだけで意外と多い肌タイプなのですが、これに対して脂性肌と判断して誤ったスキンケアをしていると、余計に悪化してしまう恐れもあるのです。
では、それぞれの肌タイプに最適なスキンケアとはどのようなものなのかをお話ししていきます。
乾燥はなく脂浮きのみが気になる方
毛穴が開いてしまい、皮脂の分泌も過剰ですぐベタついてしまう、という方には、スキンケアの一番最後に収れん化粧水を使用することをオススメします。
収れん化粧水とは
収れん化粧水とは、毛穴を引き締めると同時に皮脂のバランスを整えてくれるものです。
代表的なものだとカーマインローションがあり、こちらは毛穴ケアのみならず、日焼け後の火照った肌を鎮静させるのにも効果的です。コットンに染み込ませて5分程度置いてあげると、毛穴が引き締まるのと同時に肌の表面温度も下がるので、毛穴の開きや脂浮きによる化粧ノリの悪さの改善が期待できます。
また、スキンケアに使う化粧水はさっぱりタイプのものを選ぶとより良いでしょう。
乾燥性脂性肌の方
前述したようなこのタイプの方は、どのよくな化粧水を使うか、そして脂性肌だと省きがちな化粧水後のケアが重要になります。
まず、乾燥性脂性肌の方はとにかく保湿をしっかりしてあげることが大切です。そこで化粧水ですが、ポイントはアルコールフリーと言われるタイプのものを選ぶことです。
アルコールフリーとは
アルコールフリーとは、化粧水によく含まれる成分であるエタノール(=アルコール)が含まれていないもの、ということです。
エタノールの効果としては、配合量が多ければ多いほど、揮発性の高さゆえにスーッとさっぱりした使用感を得られます。
ですが、エタノールが揮発する際に肌表面から水分をも奪ってしまうため、元が乾燥してる場合だとエタノールは向いていないのです。なので、まずはアルコールフリーの化粧水でしっかりと水分を入れ込んであげること。
乳液やクリームのステップ
そして次に、脂性肌と思っている人の場合ベタつくのが気になって省きがちな乳液やクリームのステップですが、乾燥性脂性肌の方は化粧水後のケアも重要です。
化粧水をしただけでその後の乳液がないと、水分の表面にフタができていない状態でどんどん乾燥していってしまうので、まずは乳液で油膜を張りフタをしてあげましょう。
そして更に乾燥が気になる部分や荒れている部分にはクリームを塗って肌を保護をしてあげる、というステップが必要です。ベタつきが気になって不快だという方は、乳液やクリームの質感が軽いもの、ジェルタイプのものを選ぶと良いでしょう。
自分の肌に最適なスキンケアを
どうでしょうか?意外と間違ったケアをしている方も多かったのでは?自分の肌に最適なスキンケアをしてあげることで、化粧ノリの良さに繋がりますよ。
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