タンニング・日焼け
タンニング・日焼けとは
夏の時期、肌が小麦色に日焼けしていたら、元気で健康的なイメージを持たれます。しかし、太陽の下で日焼けをすると紫外線、肌のヒリヒリとした痛み、シミ・そばかすなど沢山の問題点があります。そこで、自分で出来るセルフタンニングと呼ばれるものがあります。セルフタンニングとは太陽光で焼かず、市販の塗り薬で小麦色の肌を手に入れることが出来ます。
日焼けサロンの仕組み
日焼けサロンでは写真のようなマシンに寝転がることで人工の光線を当てて日焼けを促進していきます。人工光線とはいえ、最も健康的な太陽光と同じように作られています。
さらに光線が常に一定であることから、均一に綺麗に焼くことができます。天気も関係ないため、効率がよく、季節も関係がありません。さらに自分の肌に合わせて焼く量を調整できるため、ヤケドを起こすこともなく、調整が可能な便利な日焼け方法です。
タンニングマシンにはいい生理作用があります
人工の光線が脳を刺激することで前向きになり、気持ちが明るくなります。また自律神経の乱れを改善したり、ホルモンの生成・分泌をコントロールします。また体内のビタミンDを生成したり、皮膚の免疫力を高める力があります。太陽光と同じ仕組みなので、太陽を浴びている状態と同じように、血行的な生理作用を得ることができます。
日焼けサロンのメニューではないが、短期間小麦色の肌を手に入れたい、そんな時はセルフタンニングという方法も
日焼けは怖いが、肌は小麦色にしたい。日焼けサロンに行きたいが、お金がかかるし通わなければいけない。そんな時にはセルフタンニングと言う手段があります。セルフタンニングとは太陽光にあたらなくても肌を黒くすることが可能で、日焼けみたいに肌がヒリヒリしたりシミ・シワを気にしたりしなくても理想の肌にすることが出来ます。
セルフタンニングのローションを自宅で均等に身体へ塗り、おおよそ5時間ほど乾燥を待てば角質層に反応して色が濃くなります。色も一週間ほどで元の色に戻る為、夏に海へ遊びに行くが肌を焼く時間も日焼けサロンに行く時間も無い、なんて時にとても便利です。セルフタンニングとは、自宅で気軽に使用する事ができ、身体への負担も無く、短時間で肌の色を濃くすることが出来ます。
キチンと塗りたい、正しい日焼け肌の手に入れ方
短時間で簡単にできるとは言うものの、このセルフタンニングは乾くまでで5時間、ローションを塗る下準備で最低1時間。さらに言うなら、完璧な小麦肌にしたいなら、そのイベント日の1日前から準備をした方がいいです。
ローションをつける前には角質落としと保湿、無駄毛処理を行います。肌に余分な皮脂や角質が残っているとうまくつかない恐れがあります。塗る場所はローションの塗り残しやムラの無いようにする為、自然光の入る場所に大きな鏡を置くのがベストです。
そして、眉毛など日焼けしたら困る場所にはワセリンを塗りローションがかからないようにマスキングをしてください。後は体の下から上へ(始めに手などに塗ると、予期せぬ場所に付く恐れがあるので)出来るだけ均一に塗っていくだけです。
塗ったら自然乾燥を待って下さい、ドライヤーで乾かす手段もありますが、短時間で乾かしてしまうとムラの出来る原因にもなります。
以上の手順をしていけば綺麗な小麦色の肌に出来ます。夏の時期日焼け肌になりたい、そんな時にピッタリのセルフタンニングです。
日焼けは身体の防御術
日焼けとは太陽光を浴び、太陽光の中の紫外線が肌に当たり肌の奥の細胞、メラノサイトが黒い色素のメラニンを作ります。紫外線は肌の奥までダメージを与えるので、身体が紫外線から守ろうと、メラニン色素を肌の表面まで押し出して黒くなったのが日焼けです。
日焼けをしてしまうと、シミ・シワ、老化の促進など美容を気にする女性には良いことがありません。さらに、日焼けによりできたシミは治らない恐れもあります。
新陳代謝が悪くなり、老化が進むにつれ肌の治りが遅くなっているので、メラニン色素がなかなか排出されずシミがとれるまで時間がかかります。治っている最中に太陽光(紫外線)を浴びると、またメラニン色素を身体が作りシワとなる悪循環になったり、メラニン色素が肌に固定化され治らなくなる場合もあります。
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