身近なお茶がダイエットに効く!?「痩せる」を意識して毎日を過ごそう!
みなさんはお茶がダイエットに有効なのをご存じですか?聞いたことがあるという方はいても、その理由を正確に説明できる人はそう多くはないでしょう。
お茶はただ飲めば痩せるというものではなく、飲み方によってその効果が大きく変わってくるものです。効果的に痩せるにはお茶についてもっと詳しく知る必要があります。そこで、お茶とダイエットの関係をまとめつつ、効果的な飲み方について解説をしていきます。
目次
お茶に含まれるダイエットに有効な成分
お茶にダイエット効果があるのは、主に、ポリフェノール、食物繊維、カフェイン、タンニンという4つの成分が含まれているからです。
ポリフェノール
まず、ポリフェノールは食事と一緒に摂取すれば脂肪の吸収を抑制してくれます。また、食物繊維も脂肪の吸収を抑え、体外への排出を促します。同時に、便秘を解消して新陳代謝を高める効果もあるのでダイエットがしやすい体質にしてくれるのです。
カフェイン
さらに、カフェインは脂肪の分解を促し、血行をよくする作用があります。
タンニン
そして、お茶の苦み成分でもあるタンニンにも同じように、脂肪吸収の抑制と血行促進効果があります。
おすすめは紅茶、緑茶、黒ウーロン茶、麦茶
しかし、気をつけなければならないのは、すべてのお茶にこれらの成分が含まれているわけではないという点です。有効成分のあまり含まれていないお茶をいくら飲んでも高い効果を得ることはできません。
それではどのお茶がおすすめかというと、カフェインとタンニンがたっぷり含まれている紅茶、紅茶やコーヒーよりもカフェインの多い緑茶、特殊なポリフェノールが含まれていて通常のウーロン茶より脂肪燃焼効果の高い黒ウーロン茶、食物繊維が豊富で便秘解消にもってこいの麦茶などが挙げられます。
ダイエット効果を高めるコツとお茶を飲む際の注意点
ダイエット効果をより高めようと思えば、お茶の種類だけではなく、飲み方にも気をつける必要があります。まず、継続は力なりの言葉通り、続けなければ高い効果は得られません。
1日の適量は1リットルから1.5リットル
そこで、食事の後には必ずお茶を飲む習慣を身につけましょう。ちなみに、1日の適量は1リットルから1.5リットルで、少しずつこまめに飲んだ方が効果的です。一度に大量に飲んでしまうと、有効成分が十分に吸収されない内に水分と一緒に排出されてしまいます。
冷たいお茶より温かいお茶
また、できれば冷たいものよりも温かいお茶がおすすめです。体を温めると新陳代謝が高まり、脂肪が分解されやすくなるからです。
お茶後に軽い運動を取り入れて
さらに、お茶を飲んでから運動をすると脂肪燃焼の相乗効果が期待できます。通常、運動をしても最初に糖分が分解されるので脂肪は後回しになります。ところが、お茶を飲むとすぐに脂肪の分解が始まり、それが運動によって加速されるのです。
貧血の方は食後のお茶を控えましょう
ただ、お茶がダイエットに有効だといっても飲み方によっては害になる場合があります。例えば、タンニンは鉄分の吸収を抑える働きがあるので、貧血気味の人が食事中にお茶を飲むと症状が悪化する恐れがあります。そういったケースでは、食事の前後1時間はお茶を控えた方がよいでしょう。
カフェインは睡眠前は控えましょう
一方、カフェインには覚醒作用があるので、紅茶や緑茶を睡眠前に飲むのはおすすめできません。そして、カフェインの摂りすぎは胎児の発育不全を引き起こす可能性があるので、妊婦の方は気をつける必要があります。
しかし、こうした注意点さえ守れば、お茶はダイエットの強い味方です。正しい飲み方をマスターして健康的なダイエットを目指しましょう。
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